ナイアシンフラッシュしたらアレルギーが治った話
タイトルはちょっと大袈裟に言っちゃいましたが、私は慢性的に鼻炎と目のかゆみが発症します。アレルギー検査をしたらスギ以外のすべての草やハウスダストと、ほぼ年中鼻は痒くなり、鼻水は出るし鼻は詰まるし、目はかゆいし、かゆくなくても赤いと言われるし…ロートのアルガードと筆頭に薬局で売っているすべてのアレルギー系の目薬を片時も離さない状態です。
そんな私は騙されたと思ってナイアシンフラッシュを試みたお話です。
ナイアシンフラッシュとは?
ナイアシンフラッシュとは、ビタミンB3のことで、点滴やサプリメントをもちいて大量に投与して、アレルギーを抑えようという行為です(やたらにざっくり言ったので語弊はありますが)
ナイアシンフラッシュをすると以下の症状(悪いことではないので現象というのかな)が現れます
頭(頭皮)・顔・腕・足が赤くなる
皮膚はヒリヒリ・ピリピリ・かゆみを感じて発汗する
このような状態になります。これってやばいんじゃない? って感じですが、悪い副作用ではありません。これがナイアシンフラッシュです。ではなぜこのようなことになるのでしょう。
それはヒスタミンを放出すからです。ヒスタミンが放出されるとアレルギー反応が収まるって原理と私は理解しています。気になる方はググってみてね。
ナイアシンフラッシュ中はこれはなんだかヤバそうだ! と思うかもしれませんが、呼吸困難になるとかはないようなのでご安心を。アメリカでは立派な治療法として採用されているようです。
ナイアシンフラッシュで得られる効果
不眠症、抑うつ、倦怠感、視力の安定、自立神経失調、頭痛、めまい、肩こり、花粉症やアレルギーによる症状に効果的と言われています。私自身が特に感じたのは目のかゆみと鼻の不調(鼻水とかゆみ)です。ただし、一時的に血圧が高くなるようです。高血圧の方は注意が必要だと思います。
ナイアシンフラッシュのやり方
ナイアシンフラッシュは単純にナイアシン(ビタミンB3)を多く摂るのですが、やはり効果には個人差があるようです。一般的には一度に100〜500mg摂取する(個人幅が広いことに注意)と一晩程度、前述した現象(皮膚のピリツキ等)が現れます。私の場合は500mgで接種30分後程度で現象が現れました。
その後はそのまま就寝するので、現象がどれほど続いているかはわかりません。
ちょっとコツがいります
ナイアシンフラッシュにはコツが必要で、ちょっとした耐性のようなものがつきます。もしあなたがナイアシンフラッシュ現象を起こすのに500mgのビタミンB3が必要として、400mg(効果が現れない量)を摂ったとします。もちろん効果は出ません。そして次の日に、500mg摂取したとします。
前日に400mg摂っているので、耐性(のような状態)がつくのでこれでは効果が出ません。その場合はさらに多く摂るか、期間を空ける(具体的な日数は自分で探るしかありません)かが選択肢となります。
ナイアシンにおすすめのサプリメント
ナイアシンは数社のサプリを試したので、私の経験からおすすめを紹介します。
Nature’s Way Niacin
少量でもフラッシュできるのがこのサプリです。私はだいたい空腹なら200mg(2錠)で効果が現れます。特にコスパがいいのでおすすめです。満腹時は効きにくいですよ。
ナウフーズ ナイアシン(フラッシュフリー)
フラッシュフリー(フラッシュしにくい)のナイアシンサプリです。フラッシュしたくないときは250mg(一錠)か、フラッシュさせたいなら500mg(2錠)のように使い分けられます。でもそもそもフラッシュさせない用なので効きにくいかも。
花粉症の季節にトライしてみては?
個人的には鼻炎薬よりもナイアシンフラッシュだと思っています。副作用もなく安心です。でもはじめてのフラッシュは少しびっくりするかも。皮膚が痒くなって赤くなって、場合によって熱さを感じて焦るかもしれません。二回目以降は問題ないと思います。アレルギー体質の方もチャレンジしてみてはいかかでしょうか?
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